犬や猫を飼う前に考えてほしいこと
- 犬や猫はおもちゃではありません!
- 思い通りになる生き物でもありません!
- 飼い始めたら途中でやめることはできません!
センターに寄せられた相談事例
「捨てず 増やさず 飼うなら一生」(環境省)
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2509a/full.pdf)を加工して作成
飼い主次第で犬や猫の運命は大きく変わります。 以下のことを良く考えて、「今は飼わない」と判断することも大事な選択です。
1 最期まで飼うことができますか?犬や猫は15年以上生きます。
2 飼い主には健康と体力が必要です。
3 犬や猫を飼うにはお金がかかります。
- 毎日のごはんやシーツ等の消耗品
- 食器、ケージ、首輪、おもちゃなどの日用品
- 健康管理のためのワクチンや予防注射の接種
- ケガや病気の治療費
- シャンプーやトリミング
犬猫の飼育に係る生涯必要経費(医療費等含)※
犬:1,600,827 円
猫:1,076,313 円
※犬、猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を2017年平均余命(犬: 14.19歳、猫:15.33歳)まで足しあげることにより算出した数値
一般社団法人 ペットフード協会
平成29年(2017年)全国犬猫飼育実態調査結果
4 飼い主の責務は法律や条例で定められています。
■飼い主の責務として
- 動物の健康と安全を保持し、他人への迷惑を防ぐ
- 動物の病気について正しい知識を持ち、予防に努める
- 逃げ出したり、迷子にさせない対策を取る
- その命を終えるまで適切に飼う
- 増えすぎて管理できなくならないよう繁殖の制限を行う
- 自分の飼っている動物とわかるよう所有者明示をする
ことが定められています
鳴き声や糞の放置などで近隣に迷惑をかけないようにできますか?
必要なしつけについて勉強し、それを実践できますか?
必要なしつけについて勉強し、それを実践できますか?
犬を飼う場合には、狂犬病予防法により、登録や毎年の狂犬病の予防接種が義務付けられています。放し飼いも禁止されています。
社会のルールを必ず守りましょう。
社会のルールを必ず守りましょう。
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