「人慣れしていない猫を飼い始めたら」
まとめ
猫を人に慣らそうと思ったら、まずはそれぞれの個性を尊重してゆっくり進めてください。猫にとっての安全と時間がとても大切なカギになります。
もし最初から人に慣れた猫と暮らしたい場合は、保護施設にお迎えを考えていらしたときに、顔や毛色で猫を選ぶのではなく、成猫で、すでに性格がわかっている、誰にでもフレンドリーで甘えてくる猫をお迎えするのが近道かもしれません。そのような猫がなかなかいないので、難しいのも現状ですが。
猫が初日からゴロゴロすりすりしなくても、猫と一緒に歩む1歩1歩を楽しむことも猫との暮らしの楽しみ方です。ゆっくり猫との時間を重ねてください。我が家にいた先代の元保護猫はずっと私とは距離感があって、膝にのったり一緒に寝たりしてくれなかったのですが、一緒に暮らして9年目に、当時暖かい地方から一緒に青森県に引っ越した2回目の冬のこと、とても寒い夜に寒さにたまりかねた猫が私の布団に潜り込んだ事件があってから一緒に寝てくれるようになりました。苦節9年、布団にそっと入ってきたときは驚きとともにとてもうれしかったのを覚えています。
そんな「自慢話」ができるのも、よいものですよ。
国立大学法人東京農工大学ワンウェルフェア高等研究所 入交眞巳
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