犬を飼い始めたら
犬の登録と狂犬病予防注射を受けさせましょう
鑑札及び注射済票の装着例
お住い(犬の所在地)の区市町村で犬の登録の手続きをします。登録をすると鑑札が交付されます。
また、毎年1回狂犬病予防注射を受けさせましょう。
動物病院または集合注射会場で注射をしてもらい、証明書を区市町村に持っていくと注射済票が交付されます。
鑑札と注射済票は、犬に装着することが法律で義務付けられています。これらには番号が記載されており、区市町村に問い合わせれば飼い主がわかるようになっているので、迷子札代わりにもなります。
また、毎年1回狂犬病予防注射を受けさせましょう。
動物病院または集合注射会場で注射をしてもらい、証明書を区市町村に持っていくと注射済票が交付されます。
鑑札と注射済票は、犬に装着することが法律で義務付けられています。これらには番号が記載されており、区市町村に問い合わせれば飼い主がわかるようになっているので、迷子札代わりにもなります。
かかりつけの動物病院を見つけましょう
犬がかかる病気は、感染症、生活習慣病など人と同じようにたくさんあります。
病気になったときにあわてないように、ふだんからかかりつけの動物病院を決め、日頃からいろいろ相談しておくことも大切です。
ワクチン接種やフィラリア予防などもかかりつけの動物病院にプログラムを組んでもらうとよいでしょう。
病気になったときにあわてないように、ふだんからかかりつけの動物病院を決め、日頃からいろいろ相談しておくことも大切です。
ワクチン接種やフィラリア予防などもかかりつけの動物病院にプログラムを組んでもらうとよいでしょう。
不妊・去勢手術を受けさせましょう
不妊・去勢手術は、望まない繁殖を避けるという目的以外にも以下のメリットがあります。若い時に行えば、短期間の入院ですみ、傷跡もほとんど残りません。 生後5~6か月が適当な時期です。成犬から飼い始めた場合は速やかに実施しましょう。
雌犬に対して行う不妊手術のメリット
- 発情期の出血がなくなります。
- 発情期に雄犬が集まってきて大騒ぎすることがなくなります。
- 子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気を予防できます。
雄犬に対して行う去勢手術のメリット
- 性格が穏やかになり、しつけがしやすくなります。
- 雌犬や順位をめぐる雄犬同士のケンカがなくなります。
- 発情した雌犬を求めるストレスがなくなります。
- 前立腺肥大や肛門周囲腺腫瘍などの病気を予防できます。
しつけは犬の必修科目です
人と犬とが共に生活をしていくには、適切なしつけが欠かせません。しつけは人間社会で一緒に生活して行くためのルールを教えることであり、訓練や芸をさせることではありません。
しつけのポイント
- 飼い主の目を見たらほめる(アイコンタクト)
- 教える内容・号令・方法を家族で統一する。
- 良い行動、好ましい行動をほめて教える。
- しかる状況を作らないように予防する。
- 困った行動をしかるのではなく原因を考えて対処する。
- 体罰は絶対にしない。どならない。おどさない。
犬によって進歩の速さに差があります。何度教えてもうまくいかない時は、考え方や環境を変えたり、家族で統一がとれているか確認してみてください。犬のしつけ教室に参加することもいいでしょう。
犬の行動にはすべて意味があります。困った行動(問題行動)がある場合には、犬の立場にたって理由・原因を考えてください。飼い主が意識せずにその行動をとらせていることもあるのです。犬の健康上の問題が原因であったり、専門家による対処が必要なケースもあるので、獣医師や訓練士などに相談しましょう。
犬の行動にはすべて意味があります。困った行動(問題行動)がある場合には、犬の立場にたって理由・原因を考えてください。飼い主が意識せずにその行動をとらせていることもあるのです。犬の健康上の問題が原因であったり、専門家による対処が必要なケースもあるので、獣医師や訓練士などに相談しましょう。
散歩のルール
犬が健康に過ごすためには毎日の散歩は欠かせません。飼い主のライフスタイルに合わせて散歩をしましょう。ただし、犬は汗をかけないので、夏場の暑い時間の散歩はさけてください。毎日の散歩は犬の散歩への意欲や歩き方などから、犬の異常をいち早くみつける健康チェックにもなります。犬をリードでつなぎます。
- 犬をリードでつなぎましょう。
- 東京都の条例により犬を放すことは原則禁止されています。よくしつけられた犬や、小さな犬であっても「犬が苦手」、「犬が怖い」と思う人がいます。リードでつなぐことはもちろん、犬のとっさの行動に対応できるよう、リードは短めに持ってお散歩することが大切です。
- トイレはお散歩前に家の中ですませましょう。もし、路上や電柱などにオシッコしてしまった場合は、直ぐに水で流すほか、ペットシーツを持参したり、マナーベルト(オムツ)をつけたりすることも、飼い主としてのマナーです。
- フンは必ず持ち帰りましょう。お散歩中にフンをしてしまったときは、きちんと家まで持ち帰ることが飼い主の責任です。
飼い犬が人を咬んでしまったら
飼い犬が人を咬んでしまった場合は、被害者に誠意をもって対応し、以下の対応及び手続きをしてください。
- ケガをした人への応急手当をしましょう。
- 事故の再発防止のための措置(犬を落ち着かせて隔離する等)を行いましょう。
- 飼い主は24時間以内に以下の提出場所へ連絡してください。
犬による事故の発生の届出は 事故が発生した地域 提出先 23区 区の保健所 多摩地域 動物愛護センター多摩支所 八王子市 八王子市保健所 町田市 町田市保健所 島しょ地域 島しょ保健所各出張(支)所 - 飼い主は48時間以内に飼い犬に狂犬病の疑いの有無について、獣医師の検診を受けさせる必要があります。
“知らなかったじゃすまされない 咬傷事故編(1/2)(保健医療局リンクPDF:1,421KB)
“知らなかったじゃすまされない 咬傷事故編(2/2)(保健医療局リンクPDF:1,352KB)
災害などいざという時に備えましょう
地震などの災害が起きた時、人と同じように動物も被災します。
避難所でトラブルにならないようするには日頃からの以下の備えをしておくことが大切です。
- 適切な管理災害時に迷子にさせないよう犬に鑑札・注射済票をつけることはもちろんですが、迷子札やマイクロチップを装着するのもよいでしょう。また緊急時に犬を預かってくれる場所を確保しておくとよいでしょう。 ワクチン接種もすませておきましょう。
- しつけ日頃から最低限のしつけをしておくと、いざ避難となったときに、飼い主の負担が大きく違います。
- クレートやケージに入れる。
- シーツでトイレができる。
- 無駄吠えをさせない。
- 非常時用備品水とペットフード(少なくとも5日分、できれば7日分以上)、ケージ、リード、首輪、食器、ペットシーツ、常備薬、予防接種記録などが記載された健康手帳などすぐ持ち出せるものを準備しておきましょう。
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