猫を飼い始めたら
室内で飼いましょう
道路を行き交う車、様々な感染症や寄生虫、外の世界は猫にとって危険がいっぱいです。猫を屋外で放し飼いするのが本来の飼い方だと考える人もいるようですが、屋外にひそむ危険を猫に教育することはできません。猫を危険から守るのは飼い主の責任です。
また、猫は犬ほどたくさんの運動が必要な生き物ではありません。
不妊去勢手術を行い、十分な餌と上下運動ができる場所、そして飼い主の愛情があれば、室内でもストレスをためずに健康に飼うことが可能です。
また、猫は犬ほどたくさんの運動が必要な生き物ではありません。
不妊去勢手術を行い、十分な餌と上下運動ができる場所、そして飼い主の愛情があれば、室内でもストレスをためずに健康に飼うことが可能です。
室内飼いのポイント
- 新鮮な水と餌
- 上下運動ができる場所
- いつもきれいなトイレ
- 不妊去勢手術
- 狩猟本能を満たすための楽しいおもちゃ
- 飼い主の愛情とスキンシップ
かかりつけの動物病院を見つけましょう
猫がかかる病気は、感染症、生活習慣病など人と同じようにたくさんあります。
病気になったときにあわてないように、かかりつけの動物病院を決め、日頃からいろいろ相談しておくことも大切です。
ワクチン接種などもかかりつけの動物病院にプログラムを組んでもらうとよいでしょう。
病気になったときにあわてないように、かかりつけの動物病院を決め、日頃からいろいろ相談しておくことも大切です。
ワクチン接種などもかかりつけの動物病院にプログラムを組んでもらうとよいでしょう。
不妊・去勢手術を受けさせましょう
不妊・去勢手術は、望まない繁殖を避けるという目的以外にも以下のメリットがあります。若い時に行えば、短期間の入院ですみ、傷跡もほとんど残りません最初の発情が始まる前(生後3~6か月)が適当な時期です。成猫から飼い始めた場合は速やかに実施しましょう。
雌猫に対して行う不妊手術のメリット
- 発情期のストレスがなくなり、一年中穏やかに暮らせます。
- 子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気の予防や交尾でうつる病気の心配がなくなります。
雄猫に対して行う去勢手術のメリット
- 尿スプレーをしなくなります。
- 尿のにおいが弱まります。
- 発情期の鳴き声がなくなります。
- 外出やケンカの衝動がすくなくなり、穏やかに暮らせます。
- 交尾やケンカでうつる病気の心配がなくなります。
首輪や迷子札、マイクロチップをつけましょう
室内飼いをしていても、窓からの脱走や突然の災害などで驚いて逃げてしまうこともあります。迷子や事故で保護されたときのために、連絡先を書いた迷子札やマイクロチップなどで身元表示をしてください。
災害などいざという時に備えましょう
地震などの災害が起きた時、人と同じように動物も被災します。
避難所でトラブルにならないようするには日頃から以下の備えをしておくことが大切です。
避難所でトラブルにならないようするには日頃から以下の備えをしておくことが大切です。
- 適切な管理災害時に迷子になっても、飼い主が分かるよう迷子札やマイクロチップを装着するのもよいでしょう。また緊急時に猫を預かってくれる場所を確保しておくとよいでしょう。
ワクチン接種もすませておきましょう。 - しつけケージやキャリーケースなどに嫌がらずに入るなどの基本的なしつけをしておくと良いでしょう。
- 非常時用備品水と食餌(少なくとも3日分、できれば5日分以上)、ケージ、リード、首輪、食器、ペットシーツ、常備薬、予防接種記録などが記載された健康手帳などすぐ持ち出せるものを準備しておきましょう。
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